【MUMBLE企画:出演者インタビュー②】『MUMBLE ーモグモグ・モゴモゴー』

ロームシアター京都 × 京都芸術センター
U35創造⽀援プログラム“KIPPU”
『MUMBLE ーモグモグ・モゴモゴー』出演者インタビュー第2弾


『MUMBLE ーモグモグ・モゴモゴー』出演者インタビュー第2弾は、三澤健太郎さん(エムシー企画)と、横⼭清正さん(気持ちのいいチョップ)です。客演として活躍されることも多いお二人に、これまでの活動や劇団不労社との出会いや印象、本作の見どころをお伺いしました。

・自己紹介

横山:横山清正です。よろしくお願いします。

三澤:三澤健太郎です。よろしくお願いします。


ーーこれまでの略歴を教えてください。

横山:略歴かぁ。もともと立命館大学の劇団立命芸術劇場にいてて、そこから卒業して、月面クロワッサンっていう、かつてあった劇団にいました。

三澤:あの!

横山:あの!・・・月面クロワッサンにいてたんですけれども、解散と言えばいいのか、これからは個の時代だという主催からの提言を受け、実質解散状態になりまして(笑)

個の時代が苦手な僕はどうしようかと。そこで一緒に最後まで残ってた俳優の小川晶弘くんと、以前からの知り合いだった葛川友理さんに制作をお願いして3人で気持ちのいいチョップを立ち上げました。俳優同盟みたいな形で、脚本・演出は他の人にお願いして、定期的に活動しました。最近は活動が不定期になり、僕個人はフリーで、努力クラブさんやったり笑の内閣さん、ヨーロッパ企画さんにも呼んでもらって活動しています。

前後しちゃって申し訳ないんですけど、僕は地元が札幌で、京都に来た理由の一つにヨーロッパ企画さんの存在がありまして。高校時代に劇場で『サマータイムマシン・ブルース2005』の札幌公演を観たんですけど、それがむちゃくちゃ面白くて、脚本は勿論なんですけど、リアクションで物語を進めていくみたいな、 そういう俳優さんのやり方にすごく感動して、そこから頭の中に関西、京都には凄く面白い劇団があるんだなっていうのが残っていて。


ーー三澤さんはいかがでしょうか。

三澤:私は、愛媛県松山市の出身でして、18歳で大阪芸術大学短期大学部に入学しました。 そこで、演劇サークルをなんか気の迷いでやってたんですけども(笑)サークルの先輩が卒業する時に、新しい劇団をやるので一緒にやらないかと誘われたので、「ああ、じゃあ」と。 その劇団の旗揚げ公演が終わった後に、主催者が行方不明になっちゃって。どうしようかなって思っていたところに、演劇集団よろずやの寺田夢酔さんから「プロデュースちょっと出ないか」と言われて、「あ、はい」と出まして。出た後に、「劇団入る?」と言われて、劇団に入りました。20歳ぐらいから27歳くらいまでです。そこから劇団から出まして、以来フリーでウロチョロしております。10年ぐらいかな。

・劇団不労社について

ーー劇団不労社との出会いはどこからですか。

横山:僕が俳優として笑の内閣さんで参加していた関西演劇祭に、不労社さんも出ていました。ちょっとした交流の後、荷車さんが内閣さんに出演することになって共演しました。で、そこから2年ぐらい経ったのかな。今回不労社さんに参加することになった感じです。

三澤:たまたま不労社の前の前の公演かな。美術を手伝ったというか、繋がりがありまして。その時に、 西田くんにお会いしました。繋がりはそれだけでしたね。私の芝居を見てくれたことあるのかな、わかんないけど。それから今回呼んでいただきました。


ーー不労社に出る前と稽古後で不労社の印象の変化はありましたか。

横山:初めて観た関西演劇祭での『生電波』という作品がマジで、稽古場でどんだけ屍を重ねたんだっていう異様な密度・圧のある作品で。どの地層に堆積された屍を燃料にして声を出してるんだろう、そこに立っているんだろうという・・・凄い迫力があったんですよ。だから稽古場は凄くシビアなんやろうなというか、怒号が飛び交うんじゃないかと思ったんですけども。

実際に参加してみたら、ほんとに対話を大事にしていて。代表の西田くんも自分の思ってることを喋るし、こっちの話も聞いてくれて、劇団員同士も言葉のやり取り、コミュニケーションを凄い大事にしていて。

あと、みんな明るいっていうか、思ったよりもほのぼのした人が多かったです。世代も近いから、見てきたものや興味があるものも近かったり。

三澤:バランスがいいというか。すごく常識的というか。演劇にのめり込むあまり、視野が狭くなってるとかがなく、社会人としてのバランスなんですかね。

横山: 開こうとしてる団体ではあるんだと思いました。

三澤:僕は、来てみたらすごいやりやすいところだと感じました。西田くんにも明確なビジョンが多分あって、それをちゃんと伝えてくれます。で、役者の方からは、 とりあえず出して出して、遊ぶことができる。要求されてることに対して、これかなあれかなという検証作業をやっていけるから、楽しいですね。

・『MUMBLE ーモグモグ・モゴモゴー』の見どころ


ーーこれから作品が積み上がっていくのかなとは思うのですが、今の段階での見どころがあれば教えてください。

三澤:それはもうね、お客さんが来て、その目で確かめて欲しいですね。

横山:僕は、舞台美術がすごく素晴らしいと思っていて、小屋入りしてからどれだけ詰め込めるんだろうというワクワクがあります。今作はビジュアルで伝えられるものも結構あると思っていて。劇場の扉を開いた瞬間から楽しめるもの、劇世界の具現化が沢山ありそうで、それがとても楽しみです。あとは、なんというか人間のアンバランスさですかねぇ。

三澤:危うさというか。これはなんだろうなというところですよね。


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