FLOW series vol.2『悪態_2307』
劇団不労社 presents
FLOW series vol.2『悪態_2307』
脚本_西田悠哉&永淵大河
演出_西田悠哉
出演_荷車ケンシロウ、むらたちあき、永淵大河
(以上、劇団不労社)
実験的枠組〈FLOW series〉第2弾は、関西と北陸を漂流する2都市ツアー。
「Liminal Space」≒「境界的空間」に去来する怪異とノスタルジー。
人間を使って“不在”を描くノン・ヒューマン演劇『悪態』再来。
放課後の幼稚園。試合中のロッカールーム。深夜の議員事務所。
そして、誰もいない劇場。
“見慣れた日常”なのに、どこか不気味な光景。
そこに〈存在〉が現れる。
彼らは喋り、踊り、思考しながら、交流と衝突を延々繰り返す。
世界の暗がりで、やがて訪れる超常的災厄は、果たして事故か必然か。
「なにかがおかしい」がなにやらおかしい。
ラジカセから懐かしい教育番組の音楽が流れる。
蛍光灯が点灯する。
ボールが跳ねる。
カーテンが開く。
やがて、小宇宙の起源と終末が明らかになる。
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普段の本公演のテイストとは異なるアイデアを試す実験の場として〈FLOW series〉を始動させ、第一弾は昨年10月、アソシエイトカンパニーとして活動するKAIKA(京都)にて『悪態』を上演しました。
この度、その第二弾として『悪態_2307』へと名前を改め、大阪・金沢の2都市で劇団初のツアー公演として再演します。
本作は「Liminal Space」と呼ばれるネットミームから着想を得ており、劇場空間も作品の主要なモチーフの一つとなります。劇場を不気味さと郷愁が漂う超現実的空間へと仕立て上げ、人間を使って“不在”を描くノン・ヒューマン演劇、どうぞその目でお確かめください。
劇団代表である西田悠哉は、本作をはじめとした演出の成果により、日本演出者協会主催の「若手演出家コンクール2022」で優秀賞を受賞しました。今回の公演は劇団不労社の作品として、受賞後初の演出作品となります。
会場の性質によって変化する、空間/オブジェクトと人間との関係に焦点を当てた演出にも是非ご注目ください。
金沢公演
【日時】
7月
15日(土) 20:00
16日(日) 11:00●/15:00●/19:00●
17日(月祝) 11:00●
●…アフタートークあり
〈ゲスト〉
7/16(日)
11時_仲悟志(劇作家・演出家、劇団血パンダ)
15時_岡井直道(演出家、劇団アンゲルス)
19時_劇団不労社(出演者3名)
7/17(月祝)
11時_北市邦男(元高校演劇部顧問、金沢市民劇場代表幹事)
【会場】
スタジオ犀
住所:石川県金沢市長土塀3-24−28
大阪公演
【日時】
7月
21日(金) 20:00
22日(土) 11:00●/15:00●/19:00●
23日(日) 11:00●/15:00●
●…アフタートークあり
〈ゲスト〉
7/22(土)
11時_劇団不労社(出演者3名)
15時_矢内原美邦(振付家・演出家・劇作家、Nibroll)19時_二朗松田(グラフィックデザイナー・劇作家、カヨコの大発明)
7/23(日)
11時_泉宗良(劇作家・演出家、うさぎの喘ギ)&吉田凪詐(俳優、うさぎの喘ギ・コトリ会議)
15時_渡辺健一郎(批評家・俳優)
【会場】
フジハラビル
住所:大阪府大阪市北区天神橋1-10-4 地下1階
*アクセス*
地下鉄「南森町」駅、JR「大阪天満宮」駅より徒歩約8分。
音響プラン&演出助手_上原優香
舞台監督_猪岡瑛斗(金沢公演)/ 玉井秀和(大阪公演)
宣伝美術_永淵大河
記録撮影_肖藝凡
制作協力_劇団アンゲルス(金沢公演)/ 吉岡ちひろ(大阪公演)
制作_劇団不労社 制作部
協力_ 劇団散り花 / 劇団なかゆび / 劇団FAX / 人身工場ゲロリスト
助成_アーツサポート関西
共催_KAIKA(フリンジシアターアソシエーション)
made in KAIKA
主催・企画・製作_劇団不労社
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